オンラインカジノにゲームを提供するゲームプロバイダとしてトップクラスの実績を持っている企業が今回紹介するプレイテックです。

このプレイテックについて、どのような企業なのか開発体制はどうなのかといったテーマを中心にまとめました。
これを読めばプレイテックの話題についてより多くの情報を得られるでしょう。

それでは紹介していきます。

プレイテック社とはどのような企業か

プレイテックは、1999年にイスラエル出身の起業家によって設立されたイギリスマン島に本拠地を持つ企業です。
2001年にオンラインカジノの業界が本格化してきた際にゲーム供給を開始し、一躍世界をリードするゲームプロバイダへと成長していきました。

そしてわずか五年後の2006年にはロンドン証券取引所へ上場し、一躍知名度の高い企業の仲間入りを果たします。
そして資金力を背景に次々と関連企業を買収し、巨大化し多彩なゲーム会社として成長して行きました。
この買収によってプレイテックは、より多くのジャンルのゲームを開発しカジノゲームだけでなく、様々なエンターテイメント産業に参入していこの業界としては異例ともいえるスタイルで経営を行っています。

プレイテックのゲーム開発体制

プレイテックは、プレイテック本体が直接オンラインカジノ向けのゲームを作っているだけでなく、傘下のスタジオと協業で開発を行っている特徴があります。
このスタジオの数は非常に多く、大手のゲームプロバイダ内でもトップクラスです。
このように多くの関係スタジオとの連携によって優れたゲームを多く開発しているのがプレイテックの特徴といえるでしょう。

プレイテックの傘下スタジオ

最後にプレイテックの傘下スタジオを紹介します。
主なスタジオは6つ、AshGaming、Playtech Vikings、PsicloneGames、Quickspin、Eyecon そしてRarestonです。
ちなみにプレイテック本体が単独で手掛けているゲームは、Playtech Originsと呼ばれています。
これらのスタジオについて紹介していきましょう。

まず、AshGamingは2002年に設立されたスタジオで、2011年にプレイテック傘下となりました。
ヒットメーカーのスタジオ絵でもあり、エースベンチュラ、クラシックTVバットマン、グラディエーター：ローマへの道、レプラコーンの幸運といったおなじみのキャラクターから神話や古代をモチーフにしたゲーム開発で定評があります。

Playtech Vikingsは、多くのタイトルをリリースしているスタジオです。
有名なタイトル、エイジオブザゴッズシリーズも同スタジオが手掛けており、プレイしたユーザーは少なくありません。
効率的な制作体制を取っている傘下スタジオで、デザインからコンセプト、機能や演出といったゲーム開発の流れをシームレスに行っています。

PsicloneGamesはイギリスのスタジオで、2014年に傘下入りしました。
FairgroundFortunesなど、個性的なスロットゲームの制作に定評があり、斬新なアプローチをモットーにした開発を行っているスタジオです。

Quickspinは2016年に傘下入りしたスウェーデンのスタジオです。
スウェーデンは、優れたカジノ関連企業が多く、プレイテックも注目し買収に踏み切った経緯があります。
このスタジオもスロットゲームの開発に定評があり、60名から構成されるスタッフは、ベテランスタッフも多く、業界に精通したプロフェッショナル集団です。
プレイヤーがプレイしたいと思ゲーム作りを哲学に現在もプレイテックの下でゲーム開発を行っています。

Eyeconは1997年にオーストラリアで設立されたスタジオです。
元々プレイテックと同じくスロットゲームとテーブルゲームを開発するゲームプロバイダとして活動していました。
2017年にプレイテック傘下となり、プレイテックのゲーム開発にも携わるようになりました。
FluffyFavoritesなどのタイトルをリリースしているだけでなく、スタンドアローンでもカジノゲーム開発ができる規模を持ちます。

Rarestoneはプレイテック自らが設立した傘下スタジオです。
オーストラリアに拠点を置いており、Fire Blazeシリーズなどを開発しているほかに「ホールドアンドリスピン」機能の開発やジャックポットを開発するなど技術面でもプレイテック内で定評があります。

傘下ではありませんが、プレイテック本体が開発するブランドは、Playtech Originsと呼ばれています。
もともと開発を行っていたプレイテックの根幹ともいえる組織で、現在でもジブラルタル、エストニア、ウクライナ、イスラエル、ブルガリアに拠点を持ち、欧州を中心に開発を行っています。
また、ワーナーブラザースなどのハリウッドスタジオと協力体制を取っており、タイアップ作品を現在も多くリリースしているスタジオです。